クライミングジム R&F

2017年1月9日 by 宮嶋悠

How toと美意識

あけましておめでとうございます、スタッフの宮嶋です(^^)ちょっと遅くなりましたすみません。

2017 New Year Session に来てくださった皆様、ありがとうございました。

そして、昨年来ていただいた沢山の方々、ありがとうございました。どうぞ今年もよろしくお願いします!

 

今日は、クライミングの美意識について考えたいと思います。

 

まずは、クライミング入門的なお話です。

物事にはなんでも やり方 や コツ がありますね。 よく、ビギナーさんたちからクライミングのコツを聞かれます。 100課題あれば100通り以上の考え方ややり方があり、臨機応変な処理が必要なので、一言でクライミングのコツを表すことは実はできません。というかしたくないという気持ちもあります笑

コツというには漠然としすぎているかもしれませんが、初心者さんに対して 「きれいに登るのが大事」 とよく言われています。かみ砕くと、無駄な力を使わない動きをすれば、それがきれいに見えるということでしょうか。足が切れてしまったり、体が振られるのを力で止めるのもきれいではないと見なされます。全身をうまく使った動きが大切なのです。

クライミングはその根源(自然の岩)を考えれば、’’ かっこつけ ’’ のためのものでないことは容易にわかります。自分の身を自分でコントロールすること、自分の安全や危険を自分で認知すること。かっこつけてたらこんなことできません。むしろ危ないし格好悪いのです。

クライミングに興味を持ってくださった皆様(やる人もやらない人も!)、クライミングはかっこいいです。でもそのカッコよさをはき違えないでください!オリンピックに向けて!笑

オーナーの久保さんが、きれいに登らないとよく怒りますが、これはそのためです。簡単な課題で、しかも室内のジムで危険と引き換えに無理な動きをカッコよくやってしまうのは、自分をコントロールするというクライミングの良さに気付けていないからです。

ですが、この「きれいに登る」というコツが、どの課題にも、どのレベルにも当てはまり重要なことなのでしょうか?ここからは、クライミングをもっと掘り下げたお話です。

私の好きな言葉です。

― うまい登りは人を感心させ、強い登りは人を感動させる。

 

クライミングは、もともとは自然を相手にした行動です。それをスポーツと呼ぶか冒険ととるかはおいておいて、自然が相手である限り、人の理論ばかりが通用するわけではありません。

登れるかどうか分からないものに挑戦すること、その結果 選択した動きがきれいかどうかは 正直関係ありません。登れればかっこいいし、登れなければ意味がありません。逆もそうです。きれいに登ればできるのに、かっこよくダイナミックにいって登れなかったら格好悪いです。

いろんな迷いを押し切って覚悟を決めた動きがかっこいいし綺麗といえるのかもしれません。それには勇気もいるし、日ごろの努力が必要で、日々手を抜いていてはできないことなのでしょう。

強くなればなるほど、自分ができないことを突き付けられます。それに背を向けず自分の力で向かっていくことに、コツやHow to はないのです。基本的なムーブが身について、自分自身で考えなければ正解が見つからなくなったら、きれいに動けるかどうかではなく、自分で決めるかどうかだと思います。

最初はだいじですが、コツやHow to だけではないのが、クライミングの面白さです

 

2017年、みなさんはどんなクライミングがしたいですか?

私はいつも憧れているばかりで出来ていないことが多いです。基礎を知ったうえで、自分なりの美意識をもって取り組めたら、良いクライミングができそうです。

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